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行ってまいりました、立川競輪!競輪は予選、準決勝、決勝と3日間ワンセットで開催されているので、今回はいちばん盛り上がりそうな3日目を狙ってみた。平日の朝イチだというのに、JR立川駅前の無料送迎バス発着所は早くも長蛇の列。特に大きなレースでもないのにすごい人気である。 |
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他の公営ギャンブルと同様、車券はマークカード記入式である。記入方法は簡単だけど、車券の種類ごとに記入方法を解説したパンフレットをインフォメーションで入手しておくと便利。で、記入したカードを窓口のオバちゃんに渡して購入する。自動券売機も数台あったけど、私はこのオバちゃん式に大賛成。手渡しの温かみっていいもんです。 |
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競輪の魅力のひとつは、車券の種類がバラエティー豊かなこと。競輪は1レースを9選手で競うのだが、車券は1~9の車番のほか、1~6の枠番で買うこともでき、全7種類の楽しみ方があるのだ。 |
さて、最初に私が挑戦したのは、1着~3着を着順にかかわらず車番で当てる「3連複」という車券。「競輪は選手の出身地とか、先輩・後輩の関係で決まる」などと小耳に挟んだことがあったので、その真意も分からないまま「じゃあ47歳つながりで」と同年齢の3選手を選んで100円だけ買ってみた。 |
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レースは2,025m。1周400mのバンク(コースのこと)を約5周である。初めのうちは縦一列になのだが、ラスト1周半を知らせるジャン(鐘)が激しく打ち鳴らされると、隊列を崩して各選手がいきなり全力疾走。何が何だか分からないのだが、めちゃくちゃ速い!ハンパじゃなく速い!ただただ「スッゲ~~」と口をあんぐり開けて感心するばかりでした。さすが日本生まれのオリンピック種目、さすが世界の共通語「KEIRIN」!スポーツとしてもすごく見応えアリですね。 |
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しかし、ふと我に返ると車券は見事にハズレ。パンフには2枠複(1着と2着を枠番で当てる)や、ワイド(1~3着内の2車を当てる)が「初心者や女性にオススメ!」と書いてあるので、それこそ片っ端から試してみた。「出身地つながり」もやってみた。でもちっとも当たらない!ってゆーか、予想の仕方がさっぱり分からな~い! |
残り2レースを残して、私は完全にイジケモードに入っていた。が、そんな私の隣に救世主が現れたんである。「いいか、オネーチャン。予想ってのはこうやるんだっ!」と、口早に説明しながら出走表をマーカーペンで色分けしていく謎の伝道師。まさに神がかりとでもいうか、私はナント、最強の車券「3連単」(1~3着を着順通りに当てる)を的中させちゃったのである!そのヒミツは……。 |
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