競艇入門 競艇を楽しむための基礎知識
「競艇」とは?
競艇とは選手がボートに乗り、1周600メートルのコースを左回り(時計とは反対方向)に3周し、着順を競うレース。水上には2つのターンマークあり、この回りを2周する。スタートラインとゴールラインは2つのターンマークのちょうど真中にある。
「競艇場」について…
競艇は全国に24場ある競艇場で行われている。競艇場は海の一角を区切ったもの(海水面)や、川や湖の一角を区切ったもの(淡水面)など様々なものがある。
それぞれ水面の動きに特徴があり、各競艇場により選手の作戦も変わり、舟券作戦も変わってくる。
「レース」について…
競艇は1日に12レース行われる(なかには11レースのところもある)。基本的に6人(6艇)の選手が出走する。選手のコスチュームとヘルメットには色分けがされており、人目でわかるようになっている。1号艇は白、2号艇は黒、3号艇は赤、4号艇は青、5号艇は黄、6号艇は緑である。
「レースの種類」
競艇のレースはSG・GI・GII・GIII・一般戦という5つのランクがある。GII以上のレースには出場資格が設けられており、出場資格を満たさない選手は出場することができない。競艇最高峰のレースがSG戦。SG戦には以下の8つのレースがある。
競艇最高峰レース「SG戦」
「総理大臣杯競走」 優勝回数上位の選手前年のSG、GI優勝者が出場する。
「笹川賞競走」 ファン投票(A1級が対象)、選考委員会の選出、前年のグランドチャンピオン決定戦、オーシャンカップ競走、モーターボート記念、全日本選手権、競艇王チャレンジカップ、その年の総理大臣杯優勝者が出場する。
「グランドチャンピオン決定戦」 過去1年間のSG優勝戦の完走者、SG予選での得点上位者、前年のグランドチャンピオン決定戦、オーシャンカップ競走、モーターボート記念、全日本選手権、競艇王チャレンジカップ、その年の総理大臣杯、笹川賞優勝者が出場する。
「オーシャンカップ競走」 海の日を記念して設けられた競走。前年のモーターボート記念競走からその年のグランドチャンピオン決定戦の優勝者、前年のオーシャンカップ優勝者、過去1年間のGI競走の優勝戦出場者が出場する。
「モーターボート記念競走」 開催場以外の23場からの推薦選手、開催施工者の希望、前年の全日本選手権、競艇王チャレンジカップ、モーターボート記念、その年の総理大臣杯、笹川賞、グラントチャンピオン決定戦、オーシャンカップの優勝者からの選手が出場。
「全日本選手権競走」 勝率上位選手。前年の競艇王チャレンジカップ、全日本選手権、その年の総理大臣杯、笹川賞、グランドチャンピオン決定戦、オーシャンカップ、モーターボート記念の優勝者が出場。
「賞金王決定戦」 その年の1月~11月までの獲得賞金上位12名で行われる賞金王決定戦と、13位~60位までの選手による賞金王シリーズがある。
「競艇王チャレンジカップ」 その年の1月1日から10月31日までの獲得賞金額上位から選出された選手が出場。
「競艇のスタート」
競艇のスタートはスタートライン付近にある大時計が0秒から1秒を指す間にスタートラインを通過しないといけない。このスタート方法は「フライングスタート方法」と呼ばれ、競艇独特のものである。水面を走る競走であるので、止まって「よーいどん」というわけにはいかないのである。大時計が0秒から1秒をさす間より少しでも早くスタートラインを越えてしまったら「フライング」、出遅れてしまったら「出遅れ」で失格となり、その舟券は返還され、選手にはペナルティが課せられる。
「選手のランク」
競艇のレースはSG・GI・GII・GIII・一般戦という5つのランクがある。GII以上のレースには出場資格が設けられており、出場資格を満たさない選手は出場することができない。
競艇最高峰のレースがSG戦。SG戦には以下の8つのレースがある。
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